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テレビ東京「新美の巨人たち」
テレビ放映のお知らせ
テレビ東京「新美の巨人たち」
2024年8月17日(土)22:00〜
Artで願う平和の旅② 戦没画学生慰霊美術館「無言館」×内田有紀
「無言館」は、1997年に開館した長野県上田市の郊外にある戦没画学生の作品を集めた美術館です。1994年、館主の窪島誠一郎氏が、出征経験のある画家の野見山暁治氏とともに、全国の戦没画学生の遺族の元を訪ね歩くことから始まりました。
現在では約130名、約700点の作品を保管し、その一部が展示されています。彼らの「作品」に描かれている殆どは、愛する恋人や妻であり、敬愛する父や母、可愛がっていた妹や弟、そして見慣れた故郷の景色だったのです。
再放送もございます。ぜひご視聴ください。
2024年8月24日(土)23:30〜24:00(BSテレ東)
「明日の空」パブリックアートの設置
野見山暁治のパブリックアートが飯塚市体育館に設置されました。
落成式が2023年4月15日に行われます。
「明日の空」
設置場所:飯塚市総合体育館 エントランスホール
製作:クレアーレ熱海ゆがわら工房
素材:陶板レリーフ
作品に関して:飯塚市内の小学一年生を対象にした、自分の夢、飯塚市の好きな場所、
自分の好きなスポーツをテーマにした絵画募集を行いました。総勢1,098枚の応募作品から、
野見山先生が選んだ面白い形をした40枚の作品を元に、野見山先生がインスピレーションを
得ながら、粘土で造形制作を行い、陶板レリーフに仕上げました。このプロジェクトは、
小学生と野見山先生のコラボレーションによって生み出されました。
野見山暁治 コメント:
タイトル「明日の空」
川っぷちな、草茫々と茂っていて、流水はどこから来るのか、よくもと思うほど、
どす黒く横たわっていた。
泳ぐたび母に叱られる。いくらトボけても、瞼や小鼻のふちに炭の粉がうっすらと
残ってしまう。川っぷちの泥を、団子のように丸めて陽に晒していると、
石炭のように燃える。ぼくたちは、ネンボウという、小さな棍棒を地面に突き
立てたり、コマを回したり、天に向かって凧をあげるのに夢中だったり。
女の子は、何をやっていたのか、仲間うちで仲良く遊んでいたので知らない。
小学校に入るようになって、はじめて洋服を着せられた。それまで着物だったので、
両脚に分かれているズボンが似合わなかったら、どうしよう。僕は気取り屋だ。
近くの街の世界展で、西洋の子供たちの絵を知った。川も魚もボートも、きちんと
輪郭で示されていて、その枠をはみ出さないように、色が塗り分けされている。
犬も猫も行儀がいい。西洋人みたいだ。
ぼくたちの絵は、緑の葉っぱが地面と交わり、野原の花と一体になって、やけに大きい。
僕は今、お爺さんになっている。故郷の飯塚に、体育館が建つ。
自分が育った小学校の皆さんの絵を、いっぱい描いてもらい、その中から選んで、
粘土で型取りして、体育館の壁いちめんに貼り付けた。
故郷の後輩たち、いつの間に西洋の子供たちと同じ線、同じ色合い、区別がつかん。
あの日本人の泥くささが消えている。
もう世界のどこに居ても、人間の生活は地球規模で進行しているのだろう。
101歳の誕生日を迎えて
12月17日に101歳の誕生日を迎えて
テレビ局、RKB毎日放送と日経映像2社の取材を受けました。
「東京2020オリンピックパラリンピック応援アート横断幕」
練馬区役所のエントランスに「東京2020オリンピックパラリンピック応援アート横断幕」
野見山作品の横断幕が飾られています。
お近くにお越しの際には是非ご高覧ください。
NHKEテレの「こころの時代」再放送のご案内
NHKEテレの「こころの時代」再放送のご案内
2020年12月27日日曜日午前5時から6時で野見山先生が、
NHKEテレのこころの時代で特集されました。
「100年のアトリエ 画家・野見山暁治」
その再放送が2021年1月9日土曜日の午後1時〜2時まで放送されます。
ぜひ、ご覧ください。
番組告知動画リンク
PART1.[こころの時代]
100年のアトリエ 出演 画家 野見山暁治 | 朗読 俳優 町田啓太
https://youtu.be/_Q3WXpGEqCY
PART2.[こころの時代]
朗読を担当した町田啓太さんからの見どころコメント
| 100年のアトリエ | 画家 野見山暁治
https://youtu.be/roybuXG3J9E
【関連リンク】
NHK こころの時代
嘉穂高校附属中学校での特別授業
今回で4回目となる
母校、福岡県立嘉穂高校附属中学校にて特別授業が行われました。
高田博厚展2018ー特別講演会
高田博厚展2018ー特別講演会
において、作家の堀江敏幸氏と対談を行いました。
高田博厚展2018
会場:埼玉県東松山市 総合会館4階多目的ホール
会期:2018年10月25日(木曜日)~2018年11月18日(日曜日)
以下、東松山市のホームページより引用:
高田博厚展2018
高田博厚のご遺族より寄贈いただいた彫刻作品のほか、デッサンや絵画、フランスから持ち帰った書籍等を展示します。
彫刻作品
〇アラン〇マハトマ・ガンディー〇マルセル・マルチネ 〇ロマン・ロラン 〇ジョルジュ・ルオー〇川端康成 〇中原中也 など
デッサン
〇アラン〇マハトマ・ガンディー〇ロマン・ロラン 〇ジャン・コクトー 〇ジョルジュ・ルオーなど
書籍等
アラン『芸術論』
他に高田博厚と著名人との往復書簡の写しなど
その他
高田博厚と交流のあった高村光太郎や田口弘についての展示や、高田博厚のフランス時代のアトリエを引き継いだ野見山暁二氏の展示なども行います。
母校(嘉穂高校附属中学校)での特別授業|年齢差83歳
母校(嘉穂中学校)での特別授業|年齢差83歳
9月26日、福岡県立嘉穂高校附属中学校 にて特別授業が行われました。
年齢差83歳、生徒さん達も楽しく授業に取り組めたようです。
「野見山暁治展」|画廊憩ひ
2018/9/18(火)-9/30(日) 25日(火)休廊
11:00-18:00 日・祝17:00まで
*オープニングパーティー
18日(火) 17:00~
うごめく自由な線と洗練された色彩の画面。
本質を見抜く画家の、最新作小品を中心とした展観をご堪能いただきたくご案内申し上げます。
画廊憩ひ(やすらい)
〒840-0815
佐賀市天神2-5-25
ニューセンチュリー天神ビル1F
11:00―18:00
月曜休廊 日曜17:00まで
駐車スペース 2台有
tel&fax 0952-23-2353
E-mail: gallery@yasurai.jp
【新刊】みんな忘れた: 記憶のなかの人
みんな忘れた: 記憶のなかの人
平凡社より 野見山暁治の新刊が発売されました。
今年98歳となる日本を代表する洋画家が、1世紀近い人生で出会った人たちとの濃淡さまざまな触れ合いを稀有な文才で描くエッセイ。
ぜひご覧ください。
「作家の手紙」講演会のご報告
本日、石神井公園ふるさと文化館分室で開催中の
「作家の手紙展」において
渡仏中の思い出や、義弟の作家・田中小実昌について講演いたしました。
分室企画展「作家の手紙」
会 期:2017年10月21日(土)~2018年2月3日(土)
観覧時間:午前9時〜午後6時
休室日:月曜日(ただし平成30年1月8日(祝・月)は開室)、
2017年12月29日(金)~2018年1月3日(水)、2018年1月9日(火)、
会 場:石神井公園ふるさと文化館分室
1階展示室
(石神井松の風文化公園管理棟内)
観覧料:無料
問合せ:石神井公園ふるさと文化館分室
TEL03-5372-2572
FAX050-3352-2983
「J:COM練馬図鑑」収録
10月4日、ケーブルテレビ「J:COM練馬図鑑」の収録がありました。
放送は12月4日(月)8:30からとなります。
是非ご視聴ください。
「J:COM練馬図鑑」
「洋画家『練馬区名誉区民)野見山暁治」
12月4日(月)8:30〜
https://jinzukan.myjcom.jp/nerima/
「J:COM練馬図鑑」
毎週月曜日 8:30~
再放送 月曜日 12:30~ほか
練馬人図鑑とは?
様々なフィールドで活躍する練馬人を招き、インタビューする対談番組。
毎回3つのキーワードをテーマに、ゲストの現在の活動や生い立ち、今後の展望などをインタビューします。
特別授業_福岡県立嘉穂高等学校附属中学
9月27日野見山暁治の出身校、福岡県立嘉穂高等学校附属中学で特別授業を行って参りました。
特別授業風景
練馬区名誉区民
練馬区名誉区民
板橋区からの分離・独立70周年を契機に、野見山暁治が練馬区名誉区民に選定されました。
今回、同時に漫画家のちばてつや氏も選出されております。
授賞式の様子
無言館の「無言忌」今年で区切りとなりました。
上田市の戦没画学生慰霊美術館「無言館」が毎年開いてきた画学生をしのぶ「無言忌」が、
6月4日の20回目をもって、最後となりました。
通常の3倍もの出席者の方がおみえになりました。
福岡県飯塚市新庁舎ステンドグラス
野見山暁治が作成したステンドグラスが、福岡県飯塚市の新庁舎正面玄関横に
設置され、その落成式へ行って参りました。
これから正面玄関を彩る作品として市民の皆さんをお迎えいたします。
飯塚市役所
〒820-8501 福岡県飯塚市新立岩5番5号
電話:0948-22-5500
メイキングビデオ
「還ってくる日」メイキング映像
野見山暁治
飯塚市新庁舎ステンドグラス
「還ってくる日」 メイキング映像
野見山暁治96歳の誕生日を祝って頂きました。
来年3月に設置される、福岡県飯塚市庁舎玄関のステンドグラスに絵付けに、
12月15日から湯河原のクレアーレ現代壁画研究所に泊りがけで行ってました。
その間に96歳の誕生日を迎えました。ステンドグラス工房でお祝いBBQの行い、
その際、サプライズのケーキもご用意頂き、多くの方と楽しい時間を過ごすことが出来ました。
野見山先生のこの秋パリ旅行
パリ、ローモン街の亡き妻陽子さんと暮らしたアパルトマンの前で。
RKB毎日放送の取材を受ける。
シテ・ユニベルシティール学生都市の日本館の中。藤田嗣治の絵の前で。
モンパルナスのホテルで、パリ在住の方々に送られて、これから帰ります。お世話になりました。